♪ナンセンス絵本☆つきよのかいじゅう☆♪ [絵本]
大好きな絵本作家さんの長新太さん
長さんは絵本作家としては、大天才と言われた方です。
子ども達は、キャベツくんなど多数の絵本に一度出会ったら
虜になってしまうほど、子どもを引き付けてしまう魔力があります。
敢えて、今回は、私が大好きな長さんの絵本「つきよのかいじゅう」を
ご紹介します・・・・これは、ナンセンス絵本というジャンルに分類されます・・・
静かな山奥の湖にテントが一張り☆
ここには昔から怪獣が出ると言われております。
テントには男が一人、ネッシーみたいなかいじゅうが出て来るのを
ある晩、ついに湖から声が聴こえてきました。
ボコボコボコボコボコボコボン・・・・・・
何々これ~どんどん大きな声に、いやいや歌かな?
出てきますよ、にょきにょきと・・・どきどき
男はいろいろに想像します・・・「こんなかいじゅうかな?」
でもね☆
うへぇ、よくよく見ると、大男のシンクロナイズドスイミングでは
これは、最大のスクープだと誰もが思うでしょ・・・
ところが☆この男が待っている怪獣ではありませんでした・・・
ええっ???・・
静かな湖に戻ったところで、男は。
「ネッシーみたいなかいじゅうをまってるんだ」と、がっかりしました。
凄い発想でしょ・・・
こだわりの強さを子どもは、ちゃんと理解してしまうのですね。
この結末にこどもは、納得。大人は、ええぇ?
ここが、長さんが子どもの気持ちがとことんわかり、
子どもを引き付けてしまう所以なのかなと思ったりします。
一度お読みください。誰かに読んでもらった方がいいかな?
笑えます。笑えます。この発想には驚きです