♪~コミュニケーションと共感を産む紙芝居の力はすごいよ~♪ [紙芝居]
6月3日(日)に紙芝居ピッポの会主催の「紙芝居講座」に参加しました
会場は、
「憲政の神様」「議会政治の父」尾崎行雄氏を顕彰する団体「咢堂香風」に
講師は、
童心社の編集者~社長を歴任され、現在会長・
紙芝居文化の会創立者・統括委員の酒井京子さんです。
講座の主な柱は、
〇紙芝居の形式
〇紙芝居の特性
〇紙芝居の演じ方(作品選びの大切さ)
〇紙芝居の歴史
〇世界に広がる紙芝居
少人数で、マイクもなしの肉声での講座。
歴史的な建物の空間で、世界に羽ばたいておられる
紙芝居の研究者としては第一人者の酒井さんが講師です。
紙芝居の最先端を進んでおられる方のお話が伺える
贅沢な学びの時間でした。
もちろん火付け役は
子どもと童話の専門店「みやがわ書店」店主・
紙芝居文化の会運営委員・紙芝居ピッポの会代表の
橋村孝子さんです。
橋村さんが持っておられるのは、第二次世界大戦
戦中戦後に紙芝居が国策として利用されていた頃の作品です・・・・
現在は、過去に見たような偏った紙芝居と違って、大変に芸術性に
飛んだ豊かなものが多く出版されるようになりました。
絵本に比べると、芸術的な紙芝居の普及は非常に遅れています。
しかし紙芝居の持つ特性は素晴らしく、コミュニケーション能力の
欠如している現代っ子には、特に必要な要素を多く深く含んで
います。
一人でも多くの大人が、紙芝居の持つ特性を理解し、
多くの子ども達の心に届けられる架け橋になれるとしたら
紙芝居は、現代の子ども達に愛や平和や幸せを伝える
最高の手段になると改めて実感しました。
絵本は個の感性を、紙芝居は共感の感性を育てます。
いわば両者は、車の両輪の如き働きをします。
沢山の子ども達が、バランスの良い両輪である
絵本と紙芝居に出会えますようにと心から祈りたいですし、
私も微力ながら、さらに多くを学び堅固な架け橋になりたいと
固いことはともかくとして、紙芝居は楽しいです~
魅力的な紙芝居に出会ったら
色々な紙芝居を見たいと思うようになります~
もちろん大人だって・・・
皆様の元へも素敵な紙芝居の情報が届くことを