♪ふくはうち おにもうち♪ [雑感(絵本)]
2月3日は節分です☆
豆まきのために、子ども達と一緒に「鬼」を作りました~
今から子どもたちは、豆まきの時は、「鬼になりたい」と
節分と言えば、奇想天外な絵本があります・・・・
うひゃうひゃ笑えて幸せ感溢れる「真面目で律義な鬼と酒好きな福の神
お人よしの夫と豪快な妻が織りなす節分劇です。」
さてその絵本とは、
ふくはうち おにもうち
内田麟太郎作 山本孝絵 岩崎書店
普通なら「鬼は外、福は内」といくところですが、
このお話は「福は当然、うち」でも「鬼だってうち」というんですから・・・
一体全体どういうこと?
何やら外に感じる気配に男が戸をあけてみると、そこには凍えきった
鬼たちの姿。なんとも人のよい男は、「おにはそと」と追い払われ
雪の中で凍えている鬼たちを気の毒に思い、家へ引き入れます。
そして始まるは、酒盛りの宴。
そこへ男のおかみさんと子どもたちが戻り・・・・
やがて外にもれる楽しげなにぎやかさに魅かれやってきたのは福の神。
ところが鬼を見た、福の神はびっくり。即座に逃げ出そうとしましたが、
ここで俄然頑張ったのが貧乏にはこりごりのおかみさん☆
ここぞとばかりに福の神にしがみついて
「にげんといてー、いかんといてー、みすてんといてー」
おかみさんは、がしっと福の神に腕をからませ酒を勧めるは勧めるは、
到底逃げられようもないときた福の神☆
そのうち主人も鬼も福の神も子どもたちもおかみさんも
みんな仲良く笑って、踊って、楽しさいっぱい、幸せ一杯
さぁ、一つになったみんなの心の花がぱっと咲く
「ふくはーうち おにもーうち」
もうすぐ はるがくる。
日本古来から伝わる人々の幸せを祈る、節目節目の行事は、